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2016年3月19日(土)
卒園おめでとう

 第45回卒園式が執り行われました。今年度は10名が卒園します。朝登園してきた年長さんたちの顔には、友達と別れる寂しさと、これまでの暮らしで得た自信が感じられました。
 貝塚の卒園式では、卒園式で最後にやりたいことをして卒園します。これまでの園生活の中で、できるようになったこと、好きなこと、最後にみんなに見てもらいたいことを本人たちが選びます。今年は、『紙粘土製作』『描画』『まりつき』『仲良しの友達とサッカーのパス』などがありました。贈る歌では、歌い終わった後、年少の女の子が大号泣していました。卒園証書の授与では、年長さんの堂々とした姿に成長を感じ、担任たちの目には涙があふれました。式が終わると、各保育室でお別れをします。今年の年長さんたちは泣き出す子が多くいましたが、最後には『わすれないさ君のこと』という歌遊びをして、みんなが笑顔でのお別れとなりました。
 保育室でのお別れのあと、卒園児の保護者の方たちからのサプライズで、子どもたちの手作りのメダルを職員それぞれにプレゼントしてくれました。ありがとうございました。
 年長さん卒園おめでとう!今日のあなたたちの堂々とした姿に、私たちはとてもうれしく思い、感動しました。これから小学校へ行っても、そのキラキラの目でいろいろなことを学んでいってください。そして、大きくなった姿をまた見せてくださいね。

2016年3月10日(木)
スポーツ大会!

 子どもたちが楽しみにしていたスポーツ大会を開催しました。種目は風船バレーしり相撲の2種目。当日まで、各クラスで取り組んできました。子どもたちは「青組には負けない!」「緑組には負けない!」と、朝から意気込んでいましたよ(笑)。たくさんの保護者の方も来てくださいました。
 まず最初はクラス対抗の風船バレー。年少、年中、年長に分かれて行います。初戦は年少さんたち。今年の年少さんたちは、ちゃんとバレーになっていました(笑)なかなかの試合ぶりに応援も盛り上がりました。年中さんは2チームに分けての対戦。保育者の予想を超える活躍を見せる子がいたり、年中さんとは思えぬアタックを決める子がいたりと、こちらも盛り上がりました。そして、年長さん。さすが年長!という長いラリーで大盛り上がり。マッチポイントから追いついたりと大接戦となりました。最後は年長保護者の対決!こちらもかなりの大接戦!素晴らしいレシーブやアタックに子どもたちの応援も力が入ります。終わってみれば3勝3敗の引き分け!う〜ん、いい戦いでした。
 休憩をとって、いよいよ毎年盛り上がるしり相撲!年少の部、年中の部、年長の部、大人の部と分け、トーナメントで対戦します。年少の部では、前日まで負け知らずの横綱が早々に負けてしまうという大波乱(笑)会場からも驚きの声が上がっていました。年中部門でも昨年の優勝者と準優勝者が敗退し、新たな横綱が誕生しました。そして年長部門。構えの低さに、観客からは「お〜ぉ!」という感嘆の声が漏れます。年長さんの白熱した戦いに会場は盛り上がりました。さぁ、続いては子どもたちが楽しみにしていた大人部門。今年もお父さんを含む26名が参加してくださいました。例年より土俵の大きい今年は、大人部門でも粘りの相撲が見られ、応援する子どもたちは大興奮!大人部門でも、昨年の決勝進出者のお父さん二人が敗退するという波乱の展開!優勝者はお父さんでしたが、準優勝者はお母さんでした(すごい!)最後には各部門の上位2名による総合部門が行われ、優しい大人たちのおかげもあり(笑)決勝では年長の二人が再び激突!みごと2位だった子がリベンジを果たしました。
 おしりメダルの授与式をして、スポーツ大会は終了。終わった後、負けた悔しさに泣いている子がいました。それも育ちには大事な事。年長さんとの思い出づくりとして始まったスポーツ大会ですが、大会を通して子どもたちが一回り大きくなったように見えました。

2016年3月3日(木)
さよならパーティーをしました

 今日は年長さんと年中さん、年少さんのお別れパーティーをしようということで、みんなで巻ずしを作って食べました。毎年行っているパーティーで、年長さんの保護者の方もお誘いしています。
 まずは、園長による酢飯作り。今年は年長さんたちにうちわで扇いでもらいました。子どもたちは「すっぱいにおい!」「でもいいにおい!」と嬉しそう。酢飯ができると、今度は園長が巻き方を説明してくれます。見事に巻き終わると、子どもたちからは拍手が起こりました(笑)毎年起こるこの拍手には笑ってしまいます。さて、作り方が分かったところで、グループに分かれて巻き寿司作りスタートです。グループは、各年齢ごちゃまぜのグループになっています。みんな年長さんたちと話しながら、年長さんのお母さんやお父さんに手伝ってもらいながら、とても楽しそうに作っていました。今年は巻き寿司名人が多かったようで、中には一人で8本も巻いた子もいました。巻いた寿司は、2本だけ自分の皿に乗せ、残りはおかわりようにお母さんたちに切ってもらいます。
 巻き終わった子から、片づけて遊ぶ時間になりましたがあちこちから「おなかすいたー」「おなかすいたー!」という声が(笑)早く食べたくて仕方ない子どもたちの気持ちを汲んで、いつもよりも15分早く昼食の時間にしました。「おかわりたくさんあるから、2本食べてまだ食べたい人は取りに来てね」と話すと、「やったー!」と大喜び。ひとりで3回も4回もおかわりする子もいて、心もおなかも大満足のパーティーとなりました。
 終わった後、年長さんからは「学校は楽しみだけど、友達とさよならするのはやだな〜・・・」という言葉がでていました。さよならパーティーを通して、また少し卒園を実感したようです。

2016年2月25日(木)
緑組・劇遊び『3びきのやぎのガラガラドン』上演!

今日は緑組さんの保育参加の日でした。
 今年の緑組さんの劇は『3びきのやぎのガラガラドン』です。元々はノルウェーの昔話の一つだったそうで、子どもたちが大好きなお話の一つです。劇を始める前に同名の絵本を読み、絵本に出てくるやぎやトロルになってガラガラドンごっこをしました。そして、絵本の世界を十分楽しんだところで、劇へと入っていきました。ごっこ遊びをしていたことで台詞を覚えている子が多く、楽しんで練習していました。前日に青組さんの劇『こぶじいさま』を見たことで役者魂に火が付いた子もいて、「今のシーンもう一回練習したい!」と自由遊びの時間になっても練習している子もいました。
 そんな中迎えた本番の今日。朝、登園するなり「今日本番だから緊張する〜」という声があちらこちらから聞こえてきました。子どもたちの表情は緊張しつつも、楽しみな気持ちが抑えられない!そんな表情に見えました。本番が始まると、いつも以上にはりきっていい声がでた緑組さん。早口になってしまう場面もありましたが、最後にお客さんから盛大な拍手をいただき、子どもたちの表情は晴れ晴れしいものだったように感じました。
 劇が終わった後はじゃんけん渡りゲームをしました。一本の長い線の両端に分かれて、スタートの合図で一人づつ線を渡ります。出会ったところでじゃんけんをし、勝った方は先に進み、負けた方は線から降りて元の場所に戻ります。保護者の方も混ざり、3チームに分かれてからゲームスタート!どのチームも一生懸命、じゃんけんをし白熱した勝負になりました。チーム戦のあとは子どもVS大人!結果は子どもチームの勝ちでしたが、押しつ押されつのいい勝負でした。
 課題保育が終わった後、子どもたちから「緊張したけど、楽しかった!」「もう一回やりたいね」という声が聞かれ、その顔は達成感に満ちていました。この達成感がまた新たな成長につながっていけばいいな、と感じた劇遊びでした。

2016年2月24日(水)
青組・劇遊び『こぶじいさま』上演!

 今日は青組さんの保育参加の日。3期が始まってから取り組んできた、劇遊びの発表の日です。毎年一年の終わりのこの時期に、一年のまとめとして劇遊びをしています。
 今年の青組さんの劇は『こぶじいさま』福音館書店発行の同名絵本を基に作った劇です。単元の初めに絵本を読んで、少しずつ絵本の世界を遊びながら表現し、劇へとつなげていきました。役が決まってから本格的に練習を始めたのですが、ほとんどの子がこれまでの遊びの中で台詞を覚えていて、例年よりもスムーズに、そして楽しんで練習していたように思います。本番前日には「明日楽しみ!」と、張り切っている子が多くいました。
 そして迎えた本番の今日。上演時間が近づくにつれ「なんかドキドキしてきた」「緊張する」という声が(笑)そんな中、年少の女の子が「早くやりたい!早く見てもらいたい!」と張り切っていました。(年少児ならではですね。ウフフ♪)本番が始まると、やっぱりみんな緊張でとても早口になってしまいましたが(笑)声はとてもいい声がでていました。ちょっと台詞をわすれたりしたところもあったけど、それもご愛嬌♪お客さんからは大きな拍手をもらえたし、何より終わった後子ども達から「たのしかった〜!」「もう一回やりたい」という声がでてきたことが嬉しかったです。一年の成長が感じられる単元となりました。
 劇の後は、4チームに分かれての風船落とすなゲーム。どのチームが一番長く風船を上げ続けていられるかを競うゲームです。1分経過すると担任が邪魔をしにいきます(笑)お母さんたちも混ざっての落とすなゲームは、なかなか風船が落ちず2分を超える記録が誕生しました。大人も子どももたくさん動いてたくさん笑って、楽しい時間となりました。
 明日は緑組さんの劇上演の日。青組の子たちは「明日もたのしみ〜!」とうきうきし、緑組の子たちも「明日たのしみ〜!」とわくわくしていました。緑組の劇は『3びきのやぎのガラガラドン』子どもたちの成長を見るのが楽しみです。

2016年2月19日(金)
SLを見に行きました

 ここ最近、自由遊びの時間になると遠くの方から「ポォ〜」と懐かしい音が聞こえてきます。調べてみると、どうやら幼稚園の近くの東釧路駅に釧路の冬の風物詩”SL冬の湿原号”が停車しているそうなのです。これはいい機会!ということで、今日の自由あそびの時間に、「SL見に行く人〜?」と声をかけると子ども達から「はーい!」と元気な返事。さっそく外に行く用意をして東釧路駅まで歩きます。道中、「SL乗ったことある!」「けむりがいっぱいでてるんだよね。」「そうそう!音もするよね!」とSLの話でもちきり。SLへの想像をふくらませながら、歩きました。
東釧路駅について、ホームにあがりSLを待っていると遠くの方からかすかに汽笛の音が聞こえてきました。「あっ!音聞こえた!」「え?どこどこ?」と子ども達も待ちきれない様子。何度か汽笛が聞こえたあと、大きな煙とともにSLが駅のホームに入ってきました。間近で見る黒くて大きいSLの迫力に圧倒される子ども達。先頭車両のほうに移動すると、運転士さんから「耳を塞いでください」とのジェスチャーが。耳を塞ぐと同時に「ポォー!」と体の中まで響いてくるような汽笛の音。黒い煙とともにまた走りだすSLに、みんなで手を振って、お見送りをしました。
幼稚園までの帰り道、「SLすごかったね!」「音が大きかったよね。」「次は乗ってみたい!」など、SLの話をする子ども達の目はキラキラ輝いていました。
「ただいま」と幼稚園に帰ってきた子ども達の第一声は「楽しかったね」の大合唱。行かなかった子どもたちはそれを聞いて「行きたかった」と口々に。行った子からは「今度、行けばいいっしょ!」と一言。次回の運行日には子ども達みんなで行きたいと思いました。

2016年2月3日(水)
まめまき

 今日は節分。幼稚園でも豆まきをしました。昨年は怖〜い鬼がきましたが、今年は子どもたちが鬼役もやりました。
 前日、子どもたちに「みんなが倒したい鬼は何鬼?」と聞くと「いたずら鬼」「ねぼすけ鬼」など、いろいろな鬼が出てきました。そこで、みんなが倒したい鬼の顔を描いてお面にして、翌日の豆まきで倒そうという事になりました。
 そして今日、子どもたちはそれぞれ自分たちで描いた鬼のお面をつけ、風の子ひろばの子たちと一緒に豆まきです。2クラス交代で鬼役をします。豆をまく子はもちろんですが、鬼は鬼で逃げる気満々(笑)「鬼をやっつけるぞ!それ〜!」の掛け声で「鬼は〜外!」と豆まき開始。豆をまく子も鬼役の子も、とても楽しそうでした。まいた後はもちろん、踏まれていない落花生を探して拾い体の中の鬼退治!みんなおいしそうに食べていました。
 今も子どもに身近な伝統行事である節分の豆まき。きっと、今日はあちこちの家から聞こえてくる事でしょう・・・
おには〜そと!ふくは〜うち!

2016年2月2日(火)
こんな寒い日だからこそ!

 −18℃まで気温が下がった今日。保育者たちは、朝から「今日ならアレが出来るかも!」と、密かに企てていました。
 自由保育になる前、子どもたちに「今日は朝と〜っても寒かったでしょう?それで、今日はこんな寒い日にしかできない実験を外でしようと思うんだ」と話すと「え〜!?やりたい!!」と目をキラキラさせた子がいました。そんな子どもたちと外へ行きます。保育者の手には、水の入ったバケツとタオル。「タオルでなにするの?」と一人の子が聞きました。「このタオルを水につけてしぼって、ぐるぐる回すと、カッチカチの棒みたいになるんだって。できるかどうか実験してみて」と話すと、「なるかなぁ?」「やってみよ」と、さっそく濡れたタオルをぐるぐる。すると、あちこちから「あっ!固くなってきた!」「ここ触って!」という声が上がりました。触ってみると、少し凍ってきていました。「わぁ!パリパリしてきたね。もっと回したらどうなるかなぁ」と声をかけ、さらに回すと「見て!立った!!」そう、タオルはついに棒のようにカッチカチに凍ったのです。ここで一つ子どもたちに疑問を投げかけてみました「どうして回すと凍るんだろうね」すると年長の女の子から「回すと冷たい風がいっぱいタオルにあたるからじゃない?」との答えが。“タオルを回したら風が起こった”という事を体感したからこそでた答えだと思いました。
 こんな寒い日だからこそできたこの実験は、子どもたちにいろいろな体験と、実験の楽しさを感じさせてくれました。その証拠に、何人かの子どもたちは「家でもやってみる!」「夜の方が寒いから夜やってみる!もっと早く凍るかも!」と次なる実験に目を輝かせていました。寒いからこそできる楽しい事、次はなにをしようかな?

2016年1月28日(木)
そりすべり遠足

 今日は鶴ケ岱公園へそりすべり遠足に行きました。前日、園の笹原の崖でそり滑りをして、ブレーキの掛け方などそりの滑り方を確認しました。釧路は雪が少ないせいなのか、年々そりに乗りなれていない子が増えているので、安全に滑るために確認しています。その甲斐あって、子どもたちはそりの楽しさを感じられるようになり「あしたの遠足楽しみ!」と本当に楽しみにしていました。
 そして今日、待ちに待ったそりすべり遠足。みんなで大型バスに乗って公園へ。到着すると「もうそりもっていい?」と、早くすべりたいようす(笑)ブレーキの掛け方を再確認して、そり滑りスタートです。鶴ケ岱公園の山は、かなりの急斜面で高さもあるので、園で滑るよりもかなり速いスピードが出ます。それでも、怖いもの知らずの貝塚っ子たちは、上の方からびゅんびゅんと滑っていました。最初のうち何人か転倒していましたが、滑り続けるうちにだんだんと上手になっていき、ブレーキも掛けられるようになりました。何度も何度も上ってはすべり上ってはすべりを繰り返す子ども達からは、「疲れた」ではなく「楽しい!」「もういっかい!」という言葉がたくさんでてきました。そうそう、貝塚のそりすべり遠足は、安全のため、年少さんの保護者の方と他数名の保護者の方にお手伝いをお願いしています。“お手伝い”ではありますが、貝塚の“お手伝い”のモットーは『子どもと一緒に思いっきり楽しむ!!』なので、保護者の方も、我が子だけでなく園の子ども達と、あるいは、そりが大好きで大好きで仕方ない園長と(笑)ハイスピードのそり滑りを楽しみました。
 存分に滑った後はそりに座ってお弁当を食べて、最後にもうひとすべりして園に帰ってきました。今日のそり滑りを経験して、また一つ子どもたちの中に何かが育ったことでしょう。そして朝からお昼までそりをすべり続けた子ども達。それだけの体力があるってすごいと思いませんか?まだまだ鶴ケ岱公園はすべり頃。親子でハイスピードのそりすべりを楽しんでみませんか?

2016年1月22日(金)
雪遊び

 釧路には珍しい大雪が降り、幼稚園も臨時休園になった19日(火)。大人にとっては大変な大雪ですが、園の行事と子どもたちにとっては心待ちにしていた雪です
 とはいえ、あまりにも多すぎる雪の為、20日(水)は通園バスが運行できず自由登園となりました。6人の子が登園してきて、雪かきをしながら雪遊びをして、最後にはかまくらも作りました。
 21日(木)は全員で外遊び!どっさり積もった雪に子どもたちはおおはしゃぎ。そり滑りをしたり、「かまくらつくる!」とスコップで山を作ったり、ただただ深い雪の中を漕いで歩いたりと楽しそうでした。そして今日は、半分くらいの子が外遊びに行き、前日の続きをしたり、新たな遊びを発見したりと雪遊びを楽しんでいました。
 やっと積もった雪のおかげで、今年は行事の方もなんとかなりそう。雪のある今しかできない経験を子どもたちにたくさんしてほしいなと思います。