令和元年度の卒園式を行いました。今年は、新型コロナウイルスの影響で、卒園児と卒園児の保護者のみの参加です。
それでも、式の内容は大きく変えることなく行うことができました。いつものように、卒園児さんたちが、最後にやりたいことをします。今年は、切り紙製作があったり、尻相撲があったり、見ていて笑顔になれる時間でした。いつもと違ったのは、『送る歌』。例年は年中、少さんと年長さんが互いに歌を送り合うのですが、今年は在園さんが出席できなかったので、『送る言葉』として、登園日に一言ずつ録音したものを会場に流しました。卒園児さんたちはみんな嬉しそうに聞いていて、保護者の皆さんの中には涙を流している方もいらっしゃいました。
そして証書授与。今年は練習なしのぶっつけ本番。もちろん受け取り方も、礼のタイミングも、持ち帰り方も練習していません。ところがいざ始まると、ちゃんと礼をし、しっかり受けとり、しっかり脇に持って椅子まで戻っていきました。その姿に、これまでの園での暮らし、育ちのすべてが見えたような気がして、喜びの涙が止まりませんでした。
いつもとは違う卒園式。でも、いつもと同じように、胸をはって送り出せる卒園児たちの姿がそこにありました。
みんな、そつえん おめでとう!
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