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2020年3月20日(金)
卒園式

令和元年度の卒園式を行いました。今年は、新型コロナウイルスの影響で、卒園児と卒園児の保護者のみの参加です。
それでも、式の内容は大きく変えることなく行うことができました。いつものように、卒園児さんたちが、最後にやりたいことをします。今年は、切り紙製作があったり、尻相撲があったり、見ていて笑顔になれる時間でした。いつもと違ったのは、『送る歌』。例年は年中、少さんと年長さんが互いに歌を送り合うのですが、今年は在園さんが出席できなかったので、『送る言葉』として、登園日に一言ずつ録音したものを会場に流しました。卒園児さんたちはみんな嬉しそうに聞いていて、保護者の皆さんの中には涙を流している方もいらっしゃいました。
そして証書授与。今年は練習なしのぶっつけ本番。もちろん受け取り方も、礼のタイミングも、持ち帰り方も練習していません。ところがいざ始まると、ちゃんと礼をし、しっかり受けとり、しっかり脇に持って椅子まで戻っていきました。その姿に、これまでの園での暮らし、育ちのすべてが見えたような気がして、喜びの涙が止まりませんでした。
いつもとは違う卒園式。でも、いつもと同じように、胸をはって送り出せる卒園児たちの姿がそこにありました。

みんな、そつえん おめでとう!

2020年3月17日(火)
登園日

久しぶりの更新となってしまいました。諸事情から更新できない状態になっていました。やっと復活です!

2月の劇遊びが終わった直後のことでした。新型コロナウイルスの流行にともない、臨時休園が決まったのです。まさかこんなに大事になるなんて、と思った方も多かったのではないでしょうか。
それでも、日がたつにつれ、小学校でも分散登校が始まり、園でも2回の登園日を設けました。お弁当なしの短い時間ではありましたが、登園した子どもたちは、まるで休園なんてなかったかのように、いつも通りに遊んでいました。
そして2回目の登園日の17日、本当は『スポーツ大会』でするはずだった尻相撲大会を子どもたちだけで開催しました。トーナメント形式で行われ、子どもたちがそれぞれ番号くじを引いて、対戦相手が決まっていきます。年少の部、年中の部、年長の部の順に進んでいきました。
どの部門でも、見ている方まで力が入るような取り組みがたくさんありました。貝塚の尻相撲は土俵が大きく、押し続けなければ勝てません。つまり、貝塚の子どもたちは押し続けられるだけの体力があり、どう押せば、どういう体勢になれば力が入るのかがわかっている、ということです。これは、これまでの園生活の中での様々な遊びを通して、体力がつき、体の使い方を学んできたからこそできることだと思っています。一年の終わり、この時期だからこそ見られる名勝負!う〜ん、保護者の皆さんにも見てもらいたかった!

2019年7月22日(月)
青組『釣り船ツアー』

 『釣り船ごっこ』の単元で遊んできた青組さんたち。単元の終わりに「みんなにも船に乗ってほしい」と、保護者の方をツアーに招待しました。
 みんなで作った船『くじらごう』に乗り込み、港を出港!途中海賊船や、クジラ大波に遭遇しながら、まずはジャンケン蟹のいる海域に到着。海に潜りジャンケン勝負!勝とハンマーでカニの頭を叩くことが出来、負けると叩かれます(笑)勝負の後は、カモメの群れを見つけて釣りをしました。釣った魚は港にあるレストランで魚料理と交換できます。お客さん全員が魚を釣ることが出来、大漁で港に帰って来ることが出来ました。
 交換した料理を手に帰って行くお客さんを「ありがとうございました!」と見送る子どもたちの顔はとても満足気でした。

2019年7月16日(火)
緑組『忍者ショー』

 『忍者ごっこ』の単元で遊んできた緑組さんが、単元の最後に「今までの修行を見てもらいたい!」と、保護者の方を招待して『忍者ショー』を開きました。
 「始まりの挨拶」から始まり、「忍者歩き」「変身の術」「水遁の術」「なんじゃもんじゃにんじゃ」が披露されました。観ているお客さんはもちろん、やっている緑組忍者たちがとても楽しそうなのが印象的なショーでした。ショーの最後にはお客さんからおひねりが飛び、忍者たちはとても嬉しそうでした。

2019年6月27日(木)
自由保育参加

 今年も自由保育参加を行いました。自由保育参加の日は、自由保育の時間に保護者の方がリーダーとなって遊びを設定し、子どもたちと遊ぶ日です。
 25日からの三日間で行われた自由保育参加。一日目は『パプリカを踊ろう』貝塚幼稚園の保護者有志の会“すももの会”のお母さんたちがリーダーとなって、一緒にポンポンを作り、『パプリカ』の曲に合わせて踊りました。『パプリカ』は子どもたちが大好きな曲なので、みんなとても楽しそうでした。
 二日目はFree day。三日目は『泥だんごを作ろう』です。今年もリーダーの保護者の方が、川で質の良い粘土質な土を採って来てくれました。毎年、土の採れる場所を保護者の方たちで引き継いでくださっているそうで、「子どもたちのために!」と動いてくださるその行動力には、頭が下がります。泥だんご作りは、子どもはもちろん参加した大人も必ずハマる、魅力がいっぱいの遊びです。昨年も作っている子は、初めて作る保護者の方に「ヒビが入ったら、水つければいいんだよ」とアドバイスしていました(笑)大人も子どもも毎年「ピカピカの泥だんご」を目ざして作り、園で作ったあと「家で頑張る!」と持ち帰っています。さて、ピカピカ泥だんごはできたかな?

2019年5月28日(火)
工事中!

 外遊びが始まり約1か月。現在園庭にて、子どもたちによる築山工事が進行中です(笑)「大きな山を作りたい」という、一人の園児の発言から始まりました。砂を掘っては積み上げ掘っては積み上げしていきますが、乾いた砂の山はなかなか大きくなりません。そこで、保育者は水を混ぜた砂(泥)を山に積みました。するとそれを見た年長児が「あ〜ぁ!それいいね!」と、泥作りが始まりました。言葉では出ませんでしたが、山の状態を見て、“泥の方が高くできそう”“泥の方が固まりそう”という事を感じ取ったようです。そこから『泥工場』ができ、そこで働く『水を運んでくる係り』『泥をこねる係り』『泥を山に積む係り』が子どもたちによって作られていきました。そのおかげで、あっという間に山は大きくなりました。
 大きな山が完成した二日後「わ〜ぁ!山、固まってる!」と、子どもたちが発見。山は良い具合に固まっていました。すると「トンネル掘れるんじゃない?」という事になり、トンネル工事が始まりました。とはいえ、固まった砂は簡単には掘れません。「かたいなぁ」「ほれないぞ?」「どうする?」「水かけたら?」「やってみよー」「あっ、いいかも!」と、会話しながらトンネル工事が進んで行きます。途中違う遊びをしていた子が「ちょっとトンネル工事手伝ってくるわ!」「トンネル工事の仕事終わったら帰って来るから!」と、工事に参加していました。トンネルは3方向から掘られていきます。2か所がまず繋がり、とうとうすべてのトンネルがつながると「やったぁ!つながった!」「トンネル完成!」と、みんなで大喜び。子どもたちの顔には、達成感に溢れた素敵な笑顔が広がっていました。

2019年4月15日(月)
通常保育が始まりました

 新入園児さん11名が仲間に加わり、33名でスタートした新年度。1週間の午前保育を経て、今日からお弁当有の通常保育が始まりました。新入園児の年少さんたちも朝から「今日お弁当持って来た!」と嬉しそうに話していました。
 お弁当があるという事は、幼稚園にいる時間が長くなるという事ですが、新入園児さんを含め、みんなよく遊んでいました。それぞれに好きな遊びをみつけ始めたようです。自分の遊びの中に年少さんを入れてあげて、優しく話しかける年中さんの姿も見られました。年長さんの中には、年少さんの「おしっこ出ちゃった」の言葉を聞いて、保育者より早くその子の着替えを取りに行ってくれた子もいました。縦割り保育の良いところです。特に年長さんは、今までの暮らしの中で保育者の行動をよく見ていたんだなぁと感心してしまいました。
 ともあれ、泣いていた子もだんだんと減り、まだ泣いている子も泣くのは朝だけになるなど、どの子も園生活には少しずつ慣れてきた様子。これからどんなことを経験して、どんな成長が見られるのか、楽しみですね!