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2015年11月10日(火)
「五味 太郎」展鑑賞

 こんにちは。いつのまにか寒くなっていますね。読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、芸術の秋とはいうものの、食欲の秋にばかり走ってしまう私です。
 さて、幼稚園では、芸術の秋よろしく芸術館で行われている「五味 太郎」展へ出かけました。出かける前に五味太郎さんの「きんぎょがにげた」を読んで行ったとか。手前味噌ですが、さすが!と先生たちに拍手。そのかいあってか、芸術館に着いてから、係りの方が「きんぎょがにげた」の絵本を手にし、説明してくださった時には、大乗でした。「これ知ってる」連発の鑑賞会でした。また、絵を描くコーナーもあり、子どもたちはとても楽しみました。時間があっという間にたってしまい、もっともっといたかったようです。またこような機会があったら、ぜひ本物を体験させてあげたいものですね。
  五味太郎さんの原画は、とてもすばらしかったです。印刷されたものとは違った原画の迫力、緻密さが伝わってきました。改めて五味太郎さんの魅力を感じました。記念の絵葉書を何枚か購入しました。子どもたちと振り返り、楽しみたいと思います。

2015年11月16日(月)
小学校へお出かけ

 武佐小学校さんからのお誘いを受け、「武佐小まつり」へ行ってきました。武佐小学校は歩いて10分ほどの所にあります。ちょっと寒くなったので帽子をかぶり、手袋をはめ、出発。天気が良かったので気持ち良かったです。外に出ると季節を感じることもできます。風の冷たさ、空気の冷たさを肌に感じることって大事なことですよね。こうやって、季節感も体に染みっていくのでしょう。
 さて、おまつりは、とても楽しんでいました。積んである空き缶を布ボールで崩すゲームやパズルコーナーもあり、やる気満々の子どもたち。毛糸で編んだネックレスをプレゼントされた女の子たちも嬉しそうでした。とても親切に、ていねいに、優しく接してくれた小学生の皆さんに感謝です。
今、幼小連携が話題となっていますが、こういった活動から広がっていければ良いのでしょうか。今度は貝塚幼稚園に小学生たちが遊びに来てくれたら嬉しいですね。そして、小学校の先生たちも、どんどん幼稚園に来てほしいです。お互いに知るところから始めると良い連携につながると思います。
帰りはまた歩いて幼稚園に戻りました。先に戻っていると「ただいま〜」の声。「楽しかったね〜」とみんな嬉しそうに買い物した品物を見せてくれました。
 武佐小学校の皆さん、お世話になりました。ありがとうございました。

2015年12月17日(木)
いもだんご


 園舎に隣接する畑で収穫したじゃがいもの最後のお楽しみは「いもだんご」です。いつも12月の体験入園に合わせて作っています。昨年は収穫量が少なく作れずじまいでした。今年こそは食べようと収穫時から意気込んでいました。
じゃがいもをゆでて、片栗粉を加え、よくこねて成型し、ホットプレートで焼いてから、砂糖醤油で食べます。子どもたち、おいしそうに食べていましたよ。おいしそうに食べる姿を見るのって、うれしいですね。
今年はいもだんごの他におつゆも作ってみました。にんじん、白菜、生シイタケを入れた醤油仕立てのおつゆです。おつゆは、あまり家庭でも見かけませんよね。私も50年以上前、食べたかなぁという記億があります。私はなつかしく思いながら食べていましたが、子どもたちにとっても、なつかしの味になってくれたらいいなぁと思います。

2015年12月22日(火)
干し柿

 こんにちは。今日は干し柿のことをお話しします。私は毎年干し柿を作っています。かれこれ5〜6年はたつでしょうか。月刊かがくのとも(福音館)で「ほしがき」というのがあり、子どもたちに読んであげたのを機に作り始めました。初めはキャッスルジムに吊り下げていたのですが、ここ2〜3年は洋服掛けに下げて作っています。干し柿が完成したら、子どもたちと分け合って食べます。あま〜く、トロ〜ンとした感じが何とも言えません。幼稚園で初めて食べる子もいて、干し柿好きの私としてはもっと広めたいという気持ちもあります。皮をむくところから見せる年もありました。むいた皮にほんのちょっぴり残っている実をかじると、身震いするほど渋く、口がまがりそうです。「しぶい」という味覚も初めてのようです。幼稚園に観察実習に来ていた学生さんたちにも体験してもらうと、やはり「しぶい」は口にしたことがなく、初めての味だったようです。しぶいので食することができない。これは身を守ることにもつながっていると思います。お恥ずかしい話ですが、干している途中味見として少し食べたことがありました。まだ渋みがありました。数時間後、唇が少しはれ、ブツブツとじんましんがでてしまいました。アレルギー剤を服用し事なきを得ました。
 さて今年の柿はちょっと「ざんねん」でした。暖冬だったからでしょうか。外に出してはいたのですが、いつもより乾きも悪く傷んでいくのです。昨年度はとてもおいしくできたので、今年もと期待して個数を増やしたのですが、うまくいきませんでした。自然相手では、こういうことも起こり得るのですね。
できあがった柿を小さく切り分け、子どもたちと味見しました。みんなおいしいと言って、おかわりをしていました。おいしそうに食べる子どもたちを見るのはとても幸せです。
来年、成功させたいなぁ。