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2019年4月8日(月)
入園式


 こんにちは。
 本日、平成31年度入園式が無事終わりました。新入園児11名を迎え、計33名でのスタートです。
 ちょっと不安気な子どもたちでしたが、在園児の優しさに触れ、少し笑顔も見えました。明日からの幼稚園での暮らし、楽しみです。
 貝塚の春と言えば“ふきのとう”ですが、今年は寒いせいか、グランド横のふきのとうがまだ頭を出していませんでした。そこで今年は、園舎南側の園庭で春を告げていた福寿草に目を向けてみました。黄色い花がより濃く見え、春の訪れを感じました。

2019年4月19日(金)
ふきのとうのお出まし


 新年度が始まり、10日が過ぎました。新入園の子どもたちも少しずつ慣れてきているようです。在園児たちも新しい友だちと嬉しそうに話しています。春のいつもの風景にほっとし、嬉しい気持ちになりますね。
今週からお弁当も始まり、幼稚園行きたいに一役買っているようです。貝塚幼稚園では春を感じるものの一つに”ふきのとう”があります。グラウンド北側の笹原に、いっぱい芽を出します。
毎年ふきのとうが顔を出すと「本当に春が来たんだ〜」を感じます。今年もまた、子どもたちはふきのとうを採って家へ持ち帰りました。春一番のおみやげにニコニコ顔のお家の人の笑顔が浮かびます。新しい年度の始まり、やっぱりふきのとうがなくっちゃ!です。
北海道の東の端っこ釧路の自然、今年も楽しもうと思っています。

2019年4月26日(金)
保育参加そして懇談会


 一昨日、今年度初の保育参加・懇談会がありました。たくさんの方が参加してくださり、感謝です。
入園式から2週間、子どもたちが元気に遊んでいる様子を見て、ほっとされたのではないでしょうか。
貝塚は参観ではなく参加という形です。設定保育やあそぶ時間もともに遊び、都合のつく方はお弁当も一緒に食べていきます。初回なのでお母さんにくっついて離れない子もいましたが、回を重ねるごとに友だちと遊ぶ姿が増えていきます。子どもたちの方も「○○のお母さんあそぼう」というように自分の家の人いがいの人との関わりも増え、地域との関わりが少なくなってきている今は、大切な人との関わりになっていると思います。
懇談会の1回目は主に貝塚での暮らしについて、私の方から話をしています。お弁当のあとには新入、在園の保護者の方も少し打ち解け、話をしている場面や「久しぶりだね」と話しに花が咲いている場面もあり、子育てサロンのような雰囲気もまた良いなぁとながめていました。
貝塚は子どもも大人もみんな優しいなぁと思っています。

2019年5月21日(火)
めっきら もっきら どおん どん


 みなさん、「めっきらもっきら どおんどん」(長谷川摂子 作 ふりや なな 画)を知っていますか?とてもおもしろい絵本で、子どもたちも大好きな絵本の一つです。先日子どもたち全員でこの劇を見に行って来ました。側で生のものを見る体験って本当にいいですね。
さて、劇の中でお腹がすいたらせんべいの木からせんべいを取って食べるという場面がありました。絵本のなかではお餅の木を食べます。年中さんと年長さんと絵本を見ていて、そのお餅の木ページになった時、「劇ではおせんべいだったよねぇと」言うと、年長さんが「川嶋さんなら、おまんじゅうじゃない?」というのでおまんじゅうの木をつくることにしました。
子どもたちの間では、私はおまんじゅうが大好きなことになっています。もちろん好きですが・・・
10年来、変わらない製法の画用紙製のおまんじゅうに糸を付け、七夕の時の笹の木にぶら下げました。遊ぶ時間、子どもたちは「めっきらもっきらどおんどん」と言っておまんじゅうを引っ張り、大喜びでとっていました。子どもの一言でみんなで楽しい遊びになったなぁと嬉しくなりました。

2019年5月29日(水)
よもぎホットケーキ



 よもぎホットケーキを食べました。ここ2〜3年でよもぎが少しずつ復活し、グラウンド横の笹原に生えるようになりました。
餅つきの時のよもぎもちのよもぎも昔は、摘んでいたのですが、7〜8年前から減少し、5年程前からは、乾燥よもぎ粉を使っています。ホットケーキ用のよもぎも私が他の場所で見つけ摘んでいました。今年子どもたちが、よもぎの入ったビニール袋を手にし、玄関にかけこんで来ました。そして「かわしまさん、ホットケーキ作って」と。それはホットケーキを作れるだけのよもぎ量でした。
毎年、よもぎホットケーキを作り、子どもたちと一緒に食べて春が来たんだと実感し、心落ち着きます。
この日は、ちょうど風の子ひろばの親子参加型のあそびの日で、何組かいらしていたので、一緒に食べました。
「おいしかった〜。また作ってね」と子どもたちから言われると嬉しくなりますね。

2019年6月10日(月)
かぼちゃ、食べたよ〜



 職員室で仕事をしていると、設定保育を終えたばかりの年中男児が、かぼちゃを抱えて入って来た。そして「かわしまさん、煮て下さい」とひとこと。えっ!あっ!はい!「誰のかぼちゃ?」と聞くと「すがさん、買った」と答える。菅教諭に聞いてみると、設定保育の時間に行った野菜当ての野菜がかぼちゃだったようで、終わった後、子どもたちが食べたいと言ったので、私のところに来たという訳でした。
貝塚の保育は単元で動いています。今は”種まきをしよう”の単元です。野菜当てというのは、段ボール製の穴あきハテナboxの中に入っている野菜を当てる遊びです。手を入れて、さわるとだいたいわかるそうですが、知っている野菜とさわっている野菜が一致しないこともあり、玉ねぎをじゃがいもと答えるユニークな答えもあります。子どもたち、とても喜んで参加しています。さらに、あそびで使った野菜を実際に食べるところまで発展したのが嬉しいです。もちろんかぼちゃはとても美味しかったです。子どもたち、残さず全部食べていましたよ。

2019年6月21日(金)
春散歩




 のびのびになっていた春さんぽ、やっと行って来ました。本当はピッカピッカの日に行きたかったのですが・・・・でも子どもたちの足どりは軽かったようです。行先はいつもの貝塚遺跡公園。草花で遊ぶのがねらいなのでたった一つだけの遊具は使いませんでした。でも、みんなどうして?ではなく、、自然に自然の中に溶け込んでいたように思いました。4チームに分かれて葉っぱ探しゲームをしました。探す葉っぱはオオバコの葉、ノコギリソウの葉、三つ葉のクローバー、キンバイソウの葉の4つです。色画用紙製のお皿に決められた数の葉っぱを置いていきます。どのチームが一番早く見つけられるかなぁ〜です。三つ葉のクローバーがよく知られているので、予想通り早かったです。
葉っぱを楽しんだ後は、お楽しみのおやつタイム。おせんべい1個とチョコ玉2個。これも葉っぱと交換。みんな一生懸命葉っぱを取って、交換に行ってました。曇り空だったけれど、楽しい時間を過ごすことができました。

2019年7月22日(月)
防災センターで体験


  防災センターに行って来ました。毎年行っているのですが、今年は例年より少し早目の訪問です。年長・年中チームと年少チームの二つに分かれ、消防車見学、地震体験、煙体験をして、火災に関するアニメDVD鑑賞をしてきました。昨年一昨年と経験している大きい子たちはちょっとベテラン顔でしたが、小さい子たちはちょっと怖さも感じたようでした。でも年少さんの時から体験していると年長児になった時にはパニックにならずに参加できるとか・・・昨年貝塚の年長児たちが落ち着いて行動しているのを見て、小さい時から来てるからだねぇと誉められました。幼稚園でお留守番よりちょっとでも体験できる方がいいと思います。
震度2の揺れと煙体験をした年少児たち「がんばった〜」と口々に言ってました。うん、がんばったねぇ。
この日は教育大学の学生さんたち9名も参加しました。震度7を体験している最中、子どもたちは「がんばれ〜」と応援していました。体験はできないものの震度7が始まった時は耳をふさぐ子もいました。大きな音が出るので恐怖が強く感じられたのでしょう。体験でよかったです。本当の地震が起こらないことを祈るばかりです。

2019年9月19日(木)
グスベリージャム

 こんにちは。ご無沙汰しています。
今年も園庭のグスベリでジャムを作りました。今年は年長児たちが、袋いっぱいのジャムを摘んで「ジャム作ってください」と持ってきたのです。ヘタ取りが大変なので、一昨年までは、ちょっとおっくうになっていましたが、昨年から簡単な方法はないかと考え、やってみたら大成功でした。グスベリを洗って、一晩冷凍します。翌日、煮立ったお湯で少し湯がき、裏ごしします。ヘタと皮が取れ、裏ごしされた中身に砂糖を加え、煮詰めます。ヘタ取りに1時間以上かかっていたので、とても楽になりました。これ、いい方法です。お弁当の時間にパンに塗ってみんなで食べました。「ちょっとすっぱいけど、おいしい」と喜んでいましたよ。子どもたちの中に季節のものが残っていくのって嬉しいですね。
味噌汁、いもだんご、よもぎホットケーキにグスベリジャムも定番化していきそうです。よかった!

2019年10月11日(金)
秋散歩


 こんにちは。釧路はお天気が続いていました。今日は秋散歩と称して近所の貝塚遺跡公園まで散歩しました。今年はどんぐりをたくさん拾いたいと思い、例年より2週間早めの散歩です。10月4日の徒歩遠足が雨で中止になったので、今日はお弁当も現地で食べ、おやつも持って行くことにしました。でもちょうどご飯を食べていると時、ポツポツと悲しい雨が降り始めました。あ〜あ、これからおやつという時に。恨めし〜雨です。おやつは幼稚園に戻ってから食べることになり、園へ帰って来ました。でも歩き遠足で食べることができなかったおやつ。今日、食べることができて良かったです。
もちろん、どんぐりもいっぱい拾って来ました。今年は生り年のようで、いっぱい落ちていました。袋いっぱい入れる子や、帽子とセットのどんぐりを集める子、大きいのだけ集める子、それぞれにどんぐり拾いを楽しんでいたようです。
季節が子どもたちの中に残っていく。そんな暮らしがいいですね。

2020年3月27日(金)
卒園式ができました

















 こんにちは。またまたご無沙汰してしまいましたね。
日差しが柔らかくなり、もうすぐ大好きな春がやってくるのだということも、少しずつ感じられるようになってきました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で心から春を楽しめないです。正直言ってこんなにコロナウイルスの影響が長引くとは思っていませんでした。
子どもたちの育ちに影響はないかと心配もしていますが、周りの大人たちの笑顔がそのことをなくしてくれるとしんじています。皆さん、笑顔で子どもたちを不安から守りましょうね。
 さて、貝塚は予定通り3月20日、卒園式を行いました。卒園児9名と保護者、職員が式に参加しました。出席できなかった年中・年少児さんたちは事前に声を吹き込んでおき、卒園児たちにお別れの言葉を伝えました。卒園児たち9名の顔を見ると今までと変わらず、そしてたくましくなった姿で私の前にたちました。いつもと変わらぬ姿に「あ〜また元気をもらっているな」と思いました。
きっと学校に行っても大丈夫。学校生活を楽しめそうと思いました。年長さんたち、貝塚で卒園してくれてありがとう。あなたたちの笑顔は最高です。たまに遊びに来てくださいね。待っていますよ。

2020年4月16日(木)
入園式


 令和2年度がスタートしまそた。4月8日(水)、予定どおり入園式を行うことができ、ほっと一安心です。今年度の新入園児は8名です。
入園式はいつも通り、職員劇でお迎えしました。今年の出し物は『おだんごぱん』です。子どもたちからは、笑い声も出て嬉しかったです。幼稚園での暮らしを楽しめるようアンテナを高くして、充実させていきたいと思います。
 先の見えない新型コロナウイルス感染症のことは本当に心配ですね。一日も早く心配がなくなるよう祈ります。