こんにちは。今日から「園長の部屋」と題して、園長室(実際にはありませんが)にいらしたお客様との話をお届けしていきたいと思います。そう言えば、テレビでも「○ツコの部屋」などという名前の番組があったような・・・私も「○ツコ」という名前ですが、関係ない事を申し添えておきます。
さて、記念すべき第1回目のお客様は、園庭に咲いている「チューリップさん」です。実はこのチューリップ、私が昨年の秋に植えたものです。チューリップの球根植えが初めてだったので、咲くのだろうか?と心配しておりましたが、見事に咲いてくれました。花弁が大きく、子どもたちからも「きれい!」という声が出たので植えたかいがありました。
その「チューリップさん」が,貝塚の子どもたちの優しい気持ちが嬉しいと話していきました。花はきれいに咲いていても、いつかは枯れてしまうもの。チューリップは花咲時が終わると、チョンと切られる事が多いですよね。それがまた、子どもたちとのお別れを寂しく感じさせるらしいのです。もちろん来年、美しく咲くためには仕方ないと思って」いたそうですがね。でも私は、パッパと容赦なく切りましたが、持って帰りたい人はいいよと言って並べて置いていたんですよ。すると、年長女児たちが何本かずつ持ち、お母さんへのおみやげにしたいと言って来ました。先生たちは、そのチューリップの茎の端をぬらしたティッシュで包み、アルミホイルでくるんで、お花屋さんのようにして、子どもたちに渡してくれました。子どもたちは花束を手にし、満面の笑顔で帰りました。チューリップさんたちは、チョンと切られた後も家で、子どもたちの顔を少しでも見られて嬉しいと話していました。幼稚園の花瓶に入っている2〜3本のチューリップさんも遊んでいる様子を眺めて喜んでいると言っていました。
とりとめのない話でしたが、1回目のお客様の話を無事聞けて良かったです。こらからも不定期ですが、園長の部屋にやって来た方々の話をお届けしたいと思います。
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