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2017年11月26日(日)
もちつき

 毎年、開園記念日を祝って行うもちつきを今年も行いました。子どもたちに餅つきを体験させたいというねらいもあります。
 子どもたちは何日も前から楽しみにしていました。つき手のお父さんたちがついた後、園児たちも重い杵を持って餅つきをします。年中少さんはかわいらしいつきですが、年長児は力の入ったいい音を響かせていました。
 ついた後は、保育室に戻って自分の食べる餅を丸めます。みんななかなか良い手つきで丸めていました。丸めたあとは食べる時間。今年は「海苔巻いて食べたい!」という子どもの声を聞いて、園長が海苔を用意してくれました。子どもたちは大喜びで、「お味はいかが?」と聞くと「めっちゃうまい!」と返ってきました(笑)
 衛生的にどうのと言われ、実施されることが減ってきた餅つきですが、子どもたちのこの表情を見ると、やっぱりやり続けたいと思いました。

2017年11月16日(木)
秘密基地!

 この日、帰りのバス待ちの子と預かり保育の子たちが、空き箱やら段ボールやらを使って何やら大がかりなものを作り始めました。聞けば家を作っているのだそう。初めのうちはそれぞれに家づくりをしていたようなのですが、誰からともなく「くっつける?」という言葉が出て来て、気づけばなかなか巨大な秘密基地に!翌日続きをするということで、場所を移動してそのまま残して帰りました。
 さぁ翌日、作っていたことを知らない子どもたちが登園してきて大興奮(笑)「俺もやる!」「私もやる!」と、気づけばほぼ全員での秘密基地づくりになっていました。その作りを見ると、『出入口』があったり、『トイレ』があったり、何故か『くじやさん』が併設されていたり(笑)中には自分の部屋を作って鍵まで用意していたりと、なかなか面白い基地になっていました。大人は材料を出すだけで子どもたちが考え作っていくので、決してきれいな出来ではないけれど、子どもたちのアイディアいっぱいの基地ができました。

2017年9月29日(金)
徒歩遠足

 春採公園まで徒歩遠足に行きました!年少さんから年長さんまで、しっかり歩ききりました。今年は満3歳児が2人いましたが、その二人も同じ距離を最後まで歩きました。子どもの体力の低下が問われている昨今、貝塚の子どもたちの体力は大したものです。
 公園に着いたら、2チームに分かれてわらべうた遊びをしました。今年は『栗ひろいに行きましょう』と『たけのこ芽だした』の二つです。外でのわらべうた遊びも楽しいんです。遠足日和のお日様の下、とても楽しく気持ちよくあそんでいました。わらべうた遊びの後は遊ぶ時間です。虫網片手に池へ向かう子、鬼ごっこをする子などいつもと違う場所での外遊びを満喫!池の周りでトンボを捕まえていた子たちは、池の中に小さな魚を見つけて大興奮(笑)どうやったら捕まえられるかと、悪戦苦闘していました。子ども同士であの手この手を考えている姿は、可愛くもあり、成長を感じる姿でもあります。結局魚は捕まえられなかったのですが、「魚採るザルがあればよかったんじゃない?」「わかった!袋ですくえばよかったんじゃない?」など、さらに考えを巡らせる姿がありました。やっぱり体験するって大事ですね。
 お弁当を食べたらもうひと遊びして、バスに乗って園に帰ってきました。子どもたちは「全然疲れなかった!」「楽しかった!」と言っていました。本当に、貝塚の子どもたちの体力は素晴らしいです!

2017年9月26日(火)
最近のブーム

 9月に入ったころから、年長の男の子たちが大型積み木にはまり、毎日のように積んで遊んでいます。最初は平面でしたがだんだんと高くも積めるようになり、大きな階段も作れるようになりました。
 そして最近は、積み木で作った家の上でお弁当を食べるのがブームになっています。今までは片づけになると崩していたのですが、ある時子どもから「ここ(積み木の上)でお弁当食べていい?」と訊きに来たのです。答えはもちろん「いいよ」です。それからというもの、毎日のように積み木の上で食べています。日毎に「もっとたくさん乗れるように」「下でも食べれるように1階席も作ろう」と改良も進んでいるようです。
 さてこのブーム、保育者たちは秘かに“全員で食べられるくらいにまで発展すると面白いなぁ”と期待しているのですが(笑)いつまで続くでしょうか。

2017年9月26日(火)
じゃがいも収穫!

 25日(月)に畑のじゃがいもを収穫しました!子どもたちはみんなとっても楽しみにしていました。
 今年ものじゃがいもは良いできで、小さいものもありましたが、大人のこぶしくらいのいもゴロゴロでてきました。子どもたちはモグラのように土を掘り、じゃがいもが出てくるたびに「あった!」「おっきい!」「あ!おおもの発見!」と目を輝かせて叫んでいました。収穫を終えると年長さんたちは昨年の経験を思い出し「あ〜カレーライス楽しみ〜!」と話していました(笑)
 カレーライスは10月のお楽しみにとっておいて、今日はちいさいじゃがいもだけを塩煮してお弁当の時間に食べました。年長さんたちが朝から皮むきのお手伝いをしてくれました。年長さんは働き者です。塩煮しただけのじゃがいもでしたが美味しかったです。子どもたちはますますカレーライスが楽しみになったようでした。

2017年7月7日(金)
親子遠足 in 別保公園

今日は親子遠足へ行きました。行先は別保公園。昨年度の反省から、思いっきり水遊びができるように1か月遅らせて行いました。するとこの日、見事な晴天!まさに遠足日和となりました。
公園に着いたらまず、親子でひと遊び。チームに分かれてのネイチャーゲームをしました。ルールは簡単!リストに書かれたもの20個を制限時間内により多く見つけたチームの勝ちです。リストにあるものは、どれも公園内にある自然物。難しいもでは“せみのぬけがら”があります。「よーいスタート!」で探索開始!あちこちで「あった!」「水の音聞こえる?」「フキならあそこにあるよ」と、お母さんと子ども、友だちのお母さんとチームの子どもたちの会話が聞こえてきていました。制限時間5分で見つけた自然物、最多で16個見つけたチームが優勝しました。
ネイチャーゲームの後は自由遊びの時間。虫捕りをしたり、水遊びをしたりして過ごします。暑くなったこの日は、水あそびが人気でした。みんな水鉄砲など水遊びの準備は万端(笑)全身びしょ濡れになって遊んでいました。遊んだあとはみんなでお弁当。木陰で食べるお弁当はとても美味しそうでした。お弁当の後は遊具解禁!ターザンロープなど普段はあまり遊べない遊具を満喫していました。
ちょっと暑すぎるくらいだったけど、親子で外遊びを満喫した遠足でした。

2017年6月20日(火)
カタツムリのその後・・・

前回書いたときには、捕まえたカタツムリを持ち帰っていた子どもたちですが、数日後「幼稚園で飼いたい!」と年長児数名から申し出があり、大きめのケースに6人共同で飼う事にしました。ただし、「あなたたちのカタツムリだから、自分たちで掃除もして、餌も自分たちで持ってくること」という条件が付いています(笑)それでも飼うということで飼い始めたわけですが、保育者の心配をよそに子どもたちは「うんちいっぱいだから掃除してもいい?」と掃除を始め、「餌持ってきた!」とちゃんと餌も入れ替え毎日世話をしています。そして今朝、いつものように掃除をしていた子どもが「あ!!卵!卵産んでる!」とカタツムリの卵を発見!それはそれは大喜び(笑)「卵産むかもと思って、卵用にケース用意しておいたよ」と言うとさらに「やったー!」と喜んでいました。ケースに卵を移しながら「いつ産んだのかなぁ」「どうやって産むのかなぁ」と、首をひねって考えていました。
降園前「赤ちゃん明日生まれる?」と聞いていた子どもたち(笑)さぁ、赤ちゃんはどれくらいで孵化するのか。新たな観察の始まりです!

2017年5月31日(水)
「蕗の海」で・・・

 貝塚幼稚園の築山の横は今、背の高い蕗が生い茂っています。それは、築山の上から眺めると緑の海のように見えるほど。
 そんな蕗の葉の裏にカタツムリを見つけた子どもたち。(貝塚では各保育室でカタツムリを飼育しているので、割と身近です)自分たちの背ほどもある蕗の間を分け入り、葉を裏返しては「いた!」「おっきいの!」「赤ちゃんもいる」と次々に虫かごに入れていました。そんな中、ひときわ背の高い蕗の中へ入って行った子が「わぁ!溺れる!」「ここ海だ!」と叫びました。確かに蕗の間から頭だけを覗かせて進む姿は、海を泳いでいるようにも見えました。
 さて、そんな蕗の海で見つけたカタツムリ。子どもたちはしっかりケースに移して「家で飼う!」と持ち帰りました。「大きいカタツムリが2匹いれば、もしかしたら卵を産むかもよ」と話すと目を輝かせていた子どもたち。「卵産んだよ!」の報告が聞ける日がくるでしょうか(笑)

2017年5月23日(火)
避難訓練をしました

 今日は、消防署の方に来ていただいて、火災避難訓練をしました。通常通り保育をしているところに非常ベルが鳴り響きます。子どもたちはびっくりしていましたが、あわてる子はいませんでした。保育者が「火事です。これからグランドに避難します。」と言うと、子どもたちはすぐに保育者のところに集まり避難することができました。避難先のグランドには大きな消防車が停まっていて、本当に火事だと思ったのか、なかなか出てこない園長を心配する子どもたちもいました。やっと出てきた園長から、「今日は本当に火事になった時の為の練習でした」という言葉を聞いて、子どもたちは安心したようでした。
 避難が完了したら、消防署の方から「お・は・し・も」についてのお話を聞いた後、消防車に乗らせていただきました。順番を待つ間に消防士さんが身に着ける物についての説明を聞いたり、実際にボンベを背負わせてもらったり、その重さに消防士さんってすごい!と思った子も多かったことと思います。その他にも消防車の上にあるのは何かと質問したり、箒が積んであると知って、なぜ箒を積んでいるのかを質問したりする子もいました。記念写真を消防車の前で撮らせていただいたあと、最後に放水も見学しました。ホースの先から水が勢いよく飛び出すと、子どもたちから自然と「おぉ〜!」という感嘆の声と共に拍手が沸き起こりました。
 こうして終わった今年度初の避難訓練。訓練はもちろんですが、消防車に乗ったり、ボンベを背負ったりということも、子どもたちにとって良い体験として残っていくといいなと思います。

2017年5月8日(月)
人形劇をみました

 今日は劇団『すぎのこ』さんによる人形劇『ももたろう』をみました。子どもたちは朝から楽しみにしていて、準備の様子を覗いては「もう準備終わったかなぁ」「もう始まる?」と言っていました。
 劇が始まると、子どもたちはどんどんその世界に引き込まれていき、桃太郎が生まれる瞬間にはおじいさんおばあさんと一緒に驚き、鬼退治に行くという場面では真剣な表情をし、鬼退治の場面では、そのコミカルな演技に笑いが起きていました。なかなか長い時間ではありましたが、終わった後子どもたちは「おもしろかった」と言っていました。
 いろいろな感性も育まれる幼児期だからこそ、できるだけ本物を見せてあげたい、体験させてあげたいという考えで毎年この時期に観劇を設定しています。きっと今回の観劇で、絵本とはまた違う楽しさ、面白さを感じた事でしょう。生で見る人形劇って本当に面白いんですよ?

2017年5月1日(月)
手作りこいのぼり

 今日は、子どもたちの作ったこいのぼりを外で泳がせました。年長児は染紙、年中・少児は手形を押して作ったこいのぼりです。和紙でできたこいのぼりです。子どもたちは破けないように、移動の間しっかりと上に揚げて歩き、引きずっている年少さんがいると、年長さんが「踏まれちゃうよ!上に揚げるんだよ」と声をかけていました。
 玄関で靴をはき替えたら、風除室で試しにこいのぼりを揚げてみました。もちろんこいのぼりは泳ぎません。「なんでだろう?」と問いかけると、年長児から「あのね、こいのぼりの口から空気入れないと」という言葉が。なるほどと、口から空気を吹き込んでみました。まだ泳がないこいのぼりを見て、「空気たんないんじゃない?」と子どもたち。それじゃあと外へ出ていきました。すると良いタイミングで良い風が!「わぁ〜!泳いだ!泳いでるよ!」と歓声が起こりました。すると年長さんから「山の上に行ったら、もっと泳ぐんじゃない?」と提案が。すごいですね、昨年の経験からしっかり学んでいます。みんなで築山に上ると、確かによく泳いでいました。その様子に「さっきよりもげんきだわ!」と言う子もいました。
 こいのぼりがどうしたら元気よく泳ぐのか。子どもたちは今までの経験を基に、いろいろと考えていました。そして、それを実際に試してみることで、「やっぱりそうだった」「うまくいかなかった」を体験していました。この、“実際にやってみて体験する”が大事なんですよね。こいのぼりを通して、また一つ体験し発見した子どもたち。今度は何を発見するでしょうか。

2017年4月20日(木)
豆つまみ

 今日の自由保育中、保育室の一角で真剣な表情の子どもたちを発見!何をしているのかと覗いてみると、割りばしを手に豆つまみに挑戦中でした。豆は“はなまめ”“とらまめ”“金時豆”“小豆”“黒豆”と大小さまざま。年長児から年少児まで、12〜13名が参加していました。
 その表情は真剣そのもの!あまりにも集中しすぎて、だんだん顔が近づいている子もいました。生活と結びついている遊びなので、子どもにとって親しみやすくおもしろい遊びのひとつのようです。終わったら、何豆を何個移せたのか保育者と一緒に数えて記録します。そうして子どもたちは、次はもっととる!と意欲を高めていくのです。
 ご家庭でも、だれが一番つまめるか豆つまみ大会なんてしてみても面白いかもしれませんね。意外と子どもの方ができたりして(笑)

2017年4月17日(月)
初外遊び!

 今日は天気がとてもよく、気温も暖かかったので、幼稚園の全員で園庭での外遊びをしました。子どもたちの中には「今日外で遊べるんじゃない?雪ももうないし」と、朝から外で遊べることを期待していた子もいたので、みんなそれはもう大喜びです(笑)
 外に出たら、まず冬の間物置にしまっていたスコップやテーブルなどを運び出します「年長さん手伝って〜!」と声をかけたら、新年長児たちが「はい!」と張り切って手伝ってくれました。貝塚の年長さんは本当に働き者です。
 さすがにまだ水は出せないので(水を使いたいという子はたくさんいましたが(笑))砂遊びだけですが、ままごとをしたり、穴を掘ったり、水はないけど「水路つくるの」と道を作っていたりと楽しそうでした。一生懸命穴を掘っている子たちに、「何してるの?」と訊くと、「宝探ししてるの。ほら!」とバケツを見せてくれました。中にはきれいな色の石や変わった形の石、貝殻などがたくさん。彼らが見つけた宝の山です。このお宝たちは、一人の子が袋に入れて持ち帰りました。
 子どもたちにとってはどんなものでも宝物なんですよね。次の外遊びではどんな宝物を見つけるのかなぁ。楽しみですね!

2017年4月17日(月)
春を探しに

 今日の青組さんは、今年度初めて外へ行き、園の敷地内を春を探しながらぐるっと一周しました。
 まず見つけたのは、玄関わきの福寿草。「わぁきれ〜い!」と子どもたちも嬉しそう。あとはないかと園庭へ回ると、チューリップの芽を発見!「ばあちゃんちのもでてた」と言う子もいました。そして、保育者も予想外の春も発見。それは、一足早いたんぽぽつくし。子どもたちも「もう咲いてる!」と驚いていました。
 まだあるかなと今度はグランドへ出てみると、築山の奥に黄緑色がたくさんのぞいていて、近づいて行くと知っている子から「ふきのとうだ」という言葉がでました。せっかくなのでふきのとうを採って帰ることに。年長児の中には「食べるなら閉じてるのがいいんだよね」と言いながら吟味して採っている子もいました。
 袋いっぱいにとって帰ってきたら、自分の採ったふきのとうから一つを選んで鉛筆での観察画を描きました。みんなそれぞれによく見て描いていました。
 採ったふきのとうは、お母さんたちへ春のお土産に持って帰りました。お家の周りでも春さがしをしてみると、また違う春が見つかるかもしれませんね。

2017年4月10日(月)
入園式

 今日は入園式。7名の新入園児さんを迎えました。
 貝塚の入園式は、園長の話から始まり、職員の自己紹介、職員による劇を見て終了します。職員の自己紹介では、保育者がそれぞれ得意な事を披露します。スライムを作ったりお手玉したり、山中教諭の手品には、大人も子どもも歓声をあげていました。
 そして、毎年恒例の貝塚劇団の劇。今年は久しぶりに『さんびきのこぶた』を演じました。子どもたちは声をあげながら、笑ったり、はらはらしたりと、劇の世界を楽しんでいる様子が伝わってきました。劇が終ったら、各保育室に入って担任から挨拶をしておしまいです。
 さあ、明日から楽しい幼稚園が始まります。泣く子もいるかな?緊張で固まっちゃう子もいるかな?でも大丈夫!ゆっくり慣れていけばいいんです。幼稚園は楽しいところ!明日から待ってるよ〜!